タイ タクシーが減っていくかも・・・タクシー運転手が語る
本日 タクシーに乗って出掛けました。
タクシー車内には ラジオが流れていたのですが
どうやら 水道代や電気代の値上げのニュースだったようです。
(私は半分くらいしか聞き取れません)
(タ)「9月から 水道代や電気代が値上げだってさ」
(私)「幾らくらい上がるの?」
(タ)「よく知らないけど」
(私)「タクシー料金も上がるの?」
(タ)「まだ その話は聞かないね。しばらくこのままだと思うよ」
(私)「水道・電気が上がると 燃料も上がりそうだね」
(タ)「上がるね。そのうちタクシー運転手が不足するよ、儲からないから」
なぜタクシーが儲からない話になるのか?
タイのタクシー 助手席前に置いてある顔写真と実際の運転手が違う
ことに気付いている方も多いと思います。
(決して怪しいことではありませんのでご安心を)
あれは 写真の人物が その車両のオーナーで
運転手はオーナーに雇われているのだそうです。
タクシー会社やオーナーからの 車両のレンタル代が決められており
それを支払った残りが 運転手の収入 になっていて
レンタル代は タクシー会社や運転手歴によって違うようですが
おおよそ 600~1,100バーツ/日 だそうです。
「(売上)ー(レンタル代)ー(燃料費等々)= 収入」
の図式ですから 初乗り料金が変わらずに 燃料費が上がると
収入が下がる という仕組みです。
現在 企業のお抱え運転手なども 良い人材を探すのがとても大変だそうです。
せっかく 昔よりサービスが良くなってきたタイ(バンコク)のタクシーですが
運転手が居なくなると 周辺国の不法滞在者が運転し始めたりして。。。
そうなると 再び治安が問題になっちゃいますね。