タイの検問

タイで車を運転していると警察の検問に出会うことがよくあります。

特に　週末の夜、バンコク都心部ではたくさんの検問があります。

主に飲酒運転や麻薬取締り関係ですので

普通に生活している人なら　別に気にする必要もありません。

私も何度も検問に出会ったことがありますが、私の経験では

「免許証を見せろ」と言われたこともありませんし

シートベルト未着用や運転中の携帯通話も　指摘されたことはありません。

しかし先日　タクシー乗車中に面白いものを見ました。

ある週末の深夜　友人と食事の後　タクシーで帰宅途中に検問に会いました。

タクシー運転手はとても感じのイイ人で　ごく普通に運転していました。

検問の警察官が

「おいお前、スピード出し過ぎだ。気を付けろ」

とちょっと怒り気味で運転手に話しています。

しかし、その警察官の喋り方は　私が聞いても「ちょっとろれつが変だな」と思う感じでした。

結果的にその指摘だけで何事もなく検問を通過したのですが、

無事に検問を通過した後のタクシー運転手の話。

（タ）「あの警官、酔っ払ってるな」

（私）「えっ？　勤務中に酒飲む警官がいるの？」

（タ）「いっぱいいるよ」

（タ）「夜の検問では　獲物が掛かるのを待つ間は　警官同士で酒飲んでるんだよ」

（私）「。。。」

酔っ払いの警官が検問しても。。。誰が取り締まるんでしょう？？

運転中に検問に出会ったら、笑顔で軽く会釈して　サッと通り過ぎましょう。